3月28日に理事会が開催され、先般の選考会議で候補となっていた奨学生が全員承認されました。本年度は例年の2倍以上となる77名の応募があり10名が奨学生に採用されました。応募数が多かったこともあると思いますが今年度の選考は困難を極めました。「もっと予算があれば、もう少し多くの学生を支援出来るのに。」と思わずにいられないくらい採用の可否を決めるのが心苦しい選考会議でした。一方で応募書類不足や記載漏れ・不備等も散見され、募集要項をよく読んで、もう少し丁寧に書類作成をして頂きたい内容の応募も増えました。奨学金を受け取ることになった学生の皆さんは、当財団の設立趣旨をよく理解した上で、奨学金を有意義に使って頂ければと存じます。